オトコウタライブ in 江古田マーキー

5月3日、江古田マーキーでオトコウタライブ開催されました。
「年間50回やりたい。」と言って昨年は惜しくも49回しかできなかったコンサートですが、今年は今日の公演で、もう20回目。ここのところオトコウタの評判が各方面に伝わり、TVへの出演回数や各地からお呼びいただいたりすることが増えてきております。引き続き応援のほどよろしくお願いいたします。

本日のオトコウタライブも、いつものとおり宮澤由衣さんのピアノ伴奏で「大事な人だから」から始まりました。

この日は落ち着いた色合いの牡丹柄の着物。「毎回、衣装に悩むんですよね。でも今日のこの衣装、いいっしょー?」
和やかな雰囲気になったところで、石原裕次郎さんの「北の旅人」鶴岡雅義と東京ロマンチカが歌った「小樽の人よ」と2曲続けて楽しみました。

ここで、北海道に後援会の方が多いという話に続き「全国を巡って歌わせていただいていているのですが、あと4県で47都道府県制覇というところまで来ているんですね。」という話に。残るはあと、福井県、岩手県、宮城県…ということなのですが、「なぜ、東北に行けてないのか、自分なりに分析をしてみました…」という方向に話しは進んでしまい、ついにあと1県がどこなのか、わからずじまいでした。どこなんでしょうね。次のコンサートで「●●県を最後に、ついに全国回りました!」と、明かしてくれるかもしれません。
「各地を巡るにあたり、元国家公務員という性格もあって役所の方にご挨拶に良くお伺いしています。「ザンザ岬」を歌った際も稚内市役所にお伺いし、その際、北海道稚内市ふるさと大使に任命していただきました。以降、山口県美祢市ふるさと交流大使、山口県山口ふるさと大使、和歌山県和歌山市加太夕陽鯛使と、今では4つの場所で大使を務めさせていただいております。」と、これまでの多くの方々とのご縁に感謝がありました。
(加太はマダイで有名なので"大使"ではなく"鯛使"なのです。)

さあ、次の曲です。「あまり歌ったことないけれど、すごいかっこよくて舞台が素敵で、私もあんな風になれたらいいな、と思って観ていました。」という沢田研二さんの「時の過ぎゆくままに」「勝手にしやがれ」です。「勝手にしやがれ」カッコいいですね。この曲、作詞が阿久悠さん、作曲が大野克夫さんで、元々はバラード調の曲だったものを編曲家の船山基紀さんがあのようなロック調に変えたのだそうで、入山アキ子が歌ってもしっくり聞こえてくるのは、そういったことが背景にあるのかもしれません。入山アキ子が歌ったら見事にはまるオトコウタ、まだまだありそうです。

「いろいろな歌があります。恋の歌だったり、人生の応援歌だったり、つらいときに聴いて涙流して、それでまた踏ん張って上に向かっていけるような歌だったり。そんな曲が演歌や歌謡曲にはいっぱいあるんですが、そういった歌に寄り添っていただける場としての入山アキ子のこのライブは何だろう?って、自分で分析してみたんですね。疲れた時に来て眠れるライブがいいんではないかと。疲れて疲れて毎日仕事をしてきて、ちょっと時間が空いたから来ましたっていう方が、やわらいだ表情になっていただけるととても嬉しいんですね。」とお客さまに語りかけます。そして歌う看護師は「釜山港へ帰れ」を披露。これで第一部の終わりとなりました。

 

第二部も、引き続き宮澤由衣さんのピアノ伴奏で歌っていきます。「紀淡海峡」「月に笑う蝶」と続いて歌われるのは2007年に徳間ジャパンから発売された「溺れ酒」。作詞は山口県防府市出身で八代亜紀さんの大ヒット曲「なみだ恋」でも知られ、「紀淡海峡」や「信濃慕情」なども作っていただいた悠木圭子さん。作曲は、そのご主人でもある鈴木淳さんです。最初、徳間ジャパンさんからCDを5,000枚買って、事務所に届いて改めてその数の多さに驚いてどうしようかと思ったのだそうですが、それでもみなさんに買っていただいたおかげで、半年後に追加で5,000枚注文できることになり、徳間ジャパンさんからは「無理しないでください。本当ですか?」と驚かれたという思い出の曲だそうです。

ここで宮澤由衣さんとはお別れ。二人並んでちょっとだけ写真タイムです。いつも素敵なピアノ演奏で入山アキ子の歌を引き立てていただいている宮澤さんに感謝です。
そして、ここからはレコーディング伴奏を使って「人生七曲り」「私のふる里」「一泊二日」が歌われ、アンコール曲として「ザンザ岬」で締めくくられました。

次回の江古田マーキーでのコンサートは9月24日(日)です。池袋から西武線で3駅目の江古田駅から歩いて3分、もしくは大江戸線の新江古田駅から歩いて7分のところにあります。ぜひ、歌とトークを楽しみに来て下さい。

http://www.marquee-e.jp

(MK記)