デビュー15周年コンサート

入山アキ子のデビュー15周年コンサートが12月4日(日)に、埼玉県の所沢市民文化センターミューズのマーキーホールで開催されました。


こちらが所沢市民文化センターミューズのマーキーホール。「一泊二日」ののぼりも見えますね。


お祝い花もいっぱいいただきました。この反対側にも、皆様からいただいたお祝い花が飾られていました。


お寒い中、遠方よりお越しいただいたファンの方もいらっしゃいました。席がどんどん埋まっていきます。

多くの人に支えられこのステージに立たせていただいていることを感謝して「大事な人だから」で開幕。続けて、入山アキ子を育ててくださった同じ山口県出身の作曲家、鈴木淳先生への感謝を込めて「知床岬」を歌います。


多くの皆様に支えていただいてこうしてステージに立たせていただいている、と感謝の言葉が繰り返し述べられました。

そして舞台袖に引っ込んだと思ったら早き替えで紺波柄の衣装にチェンジし、歌われたのは同じく鈴木淳先生にメロディーをつけていただいた、テイチクでのデビュー曲「ザンザ岬」。そして「紀淡海峡」「きずな道」「月に笑う蝶」と続きます。


「ザンザ岬」の振り付け、いつ見てもカッコイイ! 彼女の良さが十二分に引き出された名曲ですね。

ここでふたたび着替えのために舞台袖に退くと、登場したのは入山アキ子が日本各地を回る中で出会った素敵な舞踏家、若柳流寿慶會総師範の五代目若柳慶次郎先生、若柳慶心朱様による素敵な踊りが繰り広げられます。伝統的な日本舞踊を軸に新しい要素を取り入れて舞台で華やかに舞う、息のぴったり合ったお二人の見事なコンビネーションには圧倒されました。


躍動的な踊り、優雅な踊り。いろいろなスタイルで曲のイメージを
舞い踊ります。


若柳慶次郎先生のホームページはこちらです。> https://www.wakayagi-keijirou.com/profile.php

一部の最後を飾るのはデビュー15周年記念曲となる2曲。「わたしのふる里」では、会場のみなさんといっしょに手拍子打って手を振って大いに盛り上がり、みなさんリラックスした雰囲気の中、いよいよ15周年記念曲「一泊二日」の登場。各地で開催されるコンサートでも歌われていますが、今回は指揮者含めて14人編成のザンザ・バンドによるダイナミックな生演奏が、入山アキ子の繊細な歌を引き立ててくれました。

第二部の最初は、グリーンのドレスに身を包んで、オトコウタ・ライヴでもよく披露されて皆様からご好評をいただいております「北の旅人」「嫁にこないか」「釜山港に帰れ」が歌われました。入山アキ子と言えば、女性の微妙に揺れ動く心情を歌ったオリジナル曲が多いですが、このような男性の立場として作られた曲も見事に歌いこなし、オリジナルとはまた違った魅力を引き出してくれるところが、聴いていて気持ちイイですね。


ここで、今回のコンサートで入山アキ子の歌をサポートする13人編成+指揮者で構成されるザンザ・バンドの紹介です。そして1曲披露。ベニー・グッドマンの演奏でも知られる「スイング・スイング・スイング」という曲です。ザンザ・バンドの指揮者は実は入山アキ子の実の弟である増野正己さん。似ていらっしゃいますね。

 


ステージはこんな感じ。

一息ついたあとは、作曲家協会奨励賞を受賞した「みだれ舞」「義理と人情と愛をのせて」「女・なみだ酒」「人生七曲り」と続いて、華やかにコンサートは終了です。

いやいや、まだ終わりではありません。ふたたび着物を身にまとい、もう一度、デビュー15周年記念曲である「一拍二日」を歌います。そして、本日のコンサートにお越しくださった皆様にお礼と感謝の言葉をお届けし、閉幕後はお越しいただいた皆様と記念撮影。大事なみなさまとの絆を大いに深めた一日でした。

日刊スポーツ様も早速記事にしていただきました。ありがとうございます。
ぜひこちらもお読みください。

入山アキ子がデビュー15周年記念コンサート「こうして歌えているのは奇跡です」
https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202212040000821.html

(MK 記)