踊る指揮者
芸能界語り部のお話
今日会社でM社長から面白い話を聞いた。
スマイリー小原という踊る指揮者が1960代から70年代にかけて
活躍していたのは御存じでしょうか。
渡辺プロダクションに所属していたスマイリー小原とスカイライナーズというビックバンドで、
主にヒットパレードやシャボン玉ホリデー、かくし芸大会などの番組に出演していた。
そのころM社長はスマイリー小原とよく喫茶店で時間をつぶしていたという。
まわりのお客さんから「スマイリー小原さんですね」と言われると上機嫌(*^^*)になり
逆にお客さんに気づかれなかったり、声をかけられないと機嫌をそこねてしまい
「ちがう喫茶店に行こう」と店をでてしまうこともあったとか。
M社長はスマイリー小原がトイレに行ってる間に喫茶店にいるお客さんに「スマイリー小原さんですか?素敵~(黄色いい声をだして)」などと陰で声かけるように頼んで機嫌をとるのが大変だったという。
そのころのスマイリー小原のギャラは他のバンドメンバーよりもかなりぶ厚かったそうだ。
新宿のキャバレー リーの専属バンドでもあった。
ご覧ください(冒頭と2分15秒~が見どころです)